【利益が出る仕組みとは】
FXで利益を出す方法として2種類の方法があります。
【キャピタルゲイン】
キャピタルゲインは価格の変動によって得る利益のことをいいます。
例えば、1ドル100円の時に米ドル円をペアを買い、110円で売れば10円分の差額が利益となります。
思惑に反して、値下がりした場合は損失が発生します。
つまり、現状の金額に対して値上がりするか、値下がりするかを予測して売買を行い、予測通りの動きであれば利益を得ることができるというものです。
ちなみに通貨ペアが上がることを予測して買うことをロング、下がることを予測して売ることをショート、それぞれの保有している状態をロングポジション、ショートポジションといいます。
株の現物取引などと異なり、上がる時だけでなく下がる時にも利益を得ることができるのが特徴です。
【スワップポイント】
スワップポイントは簡単にいうとポジションを保有することによって得られる利息です。FXでは国ごとの金利が異なるために利息が日毎に加算されます。
注意としては保有ポジションによってはこのスワップポイントが逆にマイナスで撮られることもあるということです。
例えば米ドル円をロングポジションで持つ場合は、スワップポイント分が加算されますが、ショートポジションの場合は減額されます。
短期での売買の場合はそこまで影響しないことも多いスワップポイントですが、長期で持つ場合は、勝ちにも負けにも大きく影響するので注意しましょう。
【その他の損益に影響する要素】
これ以外で損益に影響する要素としてはスプレッドというものがあります。
外貨では買う時と売る時で価格が異なり、その差が証券会社の利益（手数料）となります。
こちらは長期投資ではそこまで影響しませんが、短期での売買を繰り返す場合には積み重ねで影響するので、証券会社ごとでのスプレッドや、通貨ごとのスプレッドに注意して売買を行いましょう。
また、スプレッドに関しては原則固定としている証券会社が多いんのですが、経済指標発表時などにスプレッドが開き、実質的に多くの手数料が取られて儲けにくくなることがあります。
購入時に通常のスプレッドかどうかを確認して、不要な損失を出さないようにしましょう。
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